2018.04.10地震 , 防災 , 避難所 , 備え

地震による一次災害や二次災害とは?地震が起きたときの正しい対応

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地震が発生すると、激しく揺れることで、建物が倒壊したり、橋・道路が損壊したりする可能性があります。建物の倒壊を免れたとしても、火災の発生、または家具の転倒・落下の災害に注意しなければなりません。

そこで今回は、地震の一次災害と二次災害に加えて、地震が起きたときの正しい対応についてご紹介します。

地震による災害について

地震災害は大きく「一次災害」と「二次災害」の2つに分けることができます。

 

一次災害

一次災害とは、災害によってもたらされる、直接的な被害のことをいいます。地震の場合であれば、家屋やビルなどの建物の倒壊、道路や橋の損壊が当てはまるでしょう。他にも、地すべりや土砂崩れ、液状化現象も地震によって引き起こされる一次災害です。

 

二次災害

地震による一次災害や二次災害とは?地震が起きたときの正しい対応

二次災害とは、一次災害をきっかけに被害が連鎖的に発生する災害現象を指します。地震による代表的な二次災害は、火災や停電、水道などのライフラインの寸断などです。

また、家具の転倒や落下物によってケガをしたり、気が動転したり、 立っていられないほどの揺れによる転倒も少なくありません。東京消防庁の発表では、近年発生した地震で家具などの転倒や落下物が原因でケガを負った方が、全体の3~5割に達しています。

 

 

 

 

 

地震が起きたときの正しい対応とは?

地震が発生したら、落ち着いて行動することが大切です。屋内外どちらにいても安全な場所に避難し、揺れがおさまるまで待ちましょう。地震が来たときは、まずは自分の身の安全を確保しましょう。 特に頭を守ることが必要です。

 

家にいるとき

自宅や屋内にいるときに大きな地震が起きたら、以下の行動を心がけてください。

大きな揺れがおさまったら、

 

・自分や家族の身の安全を確認する

・玄関や窓、扉を開けて出口を確保する

・移動するときは、床に散らばったガラス破片がないか注意する

・火元を確認する

・慌てて外に飛び出さない

・隣近所に助けが必要なのかを確認する

 

 外にいるとき

屋外にいるときに地震が起きたら、以下の行動を心がけてください。

 

・ガラス窓や看板、家屋やビルのそばから離れる

・ブロック塀には近寄らない

・津波警報・津波注意報が発令されたときは、直ちに海岸や河川付近から離れ、高台などに避難する

・周囲の状況を確認しながら、慌てず行動する

 

地震の一次災害、二次災害から身を守るための備え

地震に対しての備えをしっかり行えば、一次災害や二次災害の被害防止につながるでしょう。中でも以下に挙げるポイントは、地震から身を守るための大切な備えになります。

 

家具の固定や、ガラス窓の保護

本棚や洋服棚、大型テレビ、食器棚といった家具類は、地震が起きても倒壊しないように突っ張り棒や固定金具を活用し固定しましょう。また、家具の転倒でガラスが割れることがないよう、専用の防護フィルムの貼り付けをおすすめします。

 

飲料水や非常食、生活必需品などの備蓄

地震によりライフラインに被害を受ける恐れがあります。 救援物資が届くまでの数日間、自足できる分量の飲料水や非常食、生活必需品などを備えましょう。 また、地震の影響で断水するとトイレが使えなくなります。携帯トイレなどの準備も必要です。その他にも 家族状況やペットなどに応じて、それぞれに必要なものを準備しましょう。

 

避難場所や避難経路を知る

地震による一次災害や二次災害とは?地震が起きたときの正しい対応

避難場所を事前に確認しておけば、いざというときの迅速な行動につながります。

避難場所や避難所への避難は、災害の状況により異なります。避難場所は切迫した災害の危険から逃れるための場所です。 避難場所には整備状況・地形・地質などの状況から、 洪水や津波といった災害の種類によって、指定された避難場所があります。主な避難場所としては、広域・一時・収容避難場所がありますが、どの避難所も規模が大きく、多くの避難者を保護するにふさわしい場所といえるでしょう。

 

 

 

 

また、避難場所と似たことばに、避難所があります。 避難所とは、家の倒壊や焼失などにより自宅で生活できない人がしばらく生活する場所のことです。災害の危険がなくなり、自宅に被害が無い場合は、 家に帰ることが望まれます。

 

ハザードマップの確認

日頃から自分の身を守る備えとして、ハザードマップを確認することもおすすめします。

災害リスクの高い場所や避難ルート、避難場所などを記したハザードマップは、国土交通省や市区町村のホームページより閲覧できます。また、ハザードマップは、市区町村の窓口に問い合わせれば無料で配布してくれる場合もあるため、ご家庭に1冊置いておくと良いでしょう。自宅だけでなく、普段長い時間を過ごす会社や学校の災害リスクを調べることをお勧めします。その場所では地震以外にもどういった災害が起こるのか、どうしたら身を守れるのか、どこに避難すれば良いのかを、日頃から確認しましょう。

 

おわりに

今回は、地震の一次災害と二次災害に加えて、地震が起きたときの正しい対応についてご紹介しました。

建物倒壊などの一次災害、あるいは火災といった二次災害に対し、万全に備えるためにも、日ごろから家具類の固定やガラス窓の保護、ハザードマップの確認は怠らないようにしてください。

地震による災害や正しい対応について学ぶことで、いざというときに冷静に対応できるようになるでしょう。

 

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