2017.06.08土地 , 地盤 , 地盤調査・解析

家を建てる前に知っておこう!地盤調査の必要性と依頼時の注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

事前に地盤調査を実施

家の新築や建て替えを行う際には、事前に地盤調査を実施し地盤の状態を確認します。しかし「昔から地盤が良好といわれている地域に家を建てるのに、わざわざ地盤調査をする必要があるのか」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。そのため今回は、家づくりのときに実施される地盤調査の必要性や、依頼時の留意点などについてご紹介します。

 

 

地盤調査の必要性

地盤調査は必要地盤調査をせずに家を建てたら、どうなるでしょうか。おこりうるトラブルとして「地盤沈下」「家が傾く」「壁に亀裂が入る」「家がゆがんでドアや窓が開かない」などが考えられます。このようなトラブルを防ぐためにも、事前の地盤調査が必要です。

 

また、地盤調査によって建築予定地の地盤が軟弱だと分かった場合、地盤改良工事を行って適切な地盤に改良することができます。そのため、地盤調査を行って土地の長所や欠点を詳しく知れば、土地の特性に合わせた家づくりが可能です。

また、地盤調査には大きく分けて3つの工法があり、ボーリング機械を用いて穴を掘って地質を調査する「ボーリング調査」、ネジ状の棒を回転させながら地面に押し込み、地面に押し込むときの半回転数を測定して調査する「スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)」、地震とよく似た振動を地面に与え、振動の伝わる速さで地盤の強度を調査する「表面波探査法」があります。

 

地盤調査を依頼するときの注意点

依頼するときの注意点
地盤調査を業者に依頼する際には、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。

 

1.地盤調査の専門技術者が在籍しているか

地盤調査は豊富な専門知識と高い技術、そして多くのデータを持っている業者に行ってもらうことが大切です。そのため、地盤調査を依頼する業者を選ぶときには必ず、専門の技術者が在籍している企業かどうかを確認しましょう。資格保有としては、「地盤品質判定士」や「住宅地盤主任技士」などがあります。地盤調査は難しそうだから、と業者に任せきりにはせず信頼できるところを選んでください。

また、インターネット上の企業サイトなどで、詳しい調査事例や技術力を公開している場合があるため、業者選定の参考におすすめです。

 

2.地盤調査報告書を発行してもらえるか

地盤調査を業者に依頼する際には、地盤調査終了後に「地盤調査報告書」が発行されるかどうか確認しましょう。地盤調査報告書は、地盤調査を実施した証明になるだけでなく、地盤状態の詳細が記されており「土地の身分証明書」になります。ちなみに分譲地や建売住宅などで、すでに地盤調査が済んでいる土地を購入する場合にも、地盤調査報告書の写しを請求することが可能です。

 

3.資金は余裕を持って用意しておく

地盤調査そのものに掛かる費用は、種類にもよりますが3万~20万円ほどです。しかし、地盤調査の結果により地盤改良工事が必要と判断された場合は、別途その工事費用が掛かることも想定しておくと良いでしょう。

地盤改良工事の内容によって費用に違いはありますが、最低でも30万円、高額な工事になると80万円以上掛かります。

 

おわりに

今回は、地盤調査の必要性と依頼時の注意点などについてご紹介しました。地震による被害のリスクが高まっている昨今、建物のみならず土地の安全に対する意識を持つことが大切です。また、地盤調査の必要性として「地盤沈下」「壁に亀裂が入る」などのトラブル回避が挙げられます。地盤調査の依頼時には、専門技術者が在籍しており、地盤調査報告書の発行をしてくれる企業を選んでください。地盤調査をしっかりと実施して、安心して暮らせる家づくりを目指しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ジャパンホームシールド株式会社

ジャパンホームシールド株式会社

ジャパンホームシールドは戸建住宅の地盤調査・解析、構造設計、住宅検査を手掛ける企業です。 年間10万件を超える地盤調査・解析実績は国内No.1。 住まいの安全・安心を追求し、住まいづくりに役立つ情報を発信いたします。