2018.03.28住宅 , 雨漏り

雨漏りの修理費の相場は?費用を抑えるポイントについて

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屋根や窓、外壁のすき間から生じる雨漏りを放置していると、家へのダメージが蓄積され、高額な修理費用が必要になってしまいます。

雨漏りを確認した場合は、早急に原因を特定し、被害の拡大を防ぎましょう。

今回は、雨漏りの修理費の相場や、修理費用を抑えるポイントについてご紹介します。

 

雨漏りの修理費の相場は?

雨漏りの修理に掛かる費用は、被害箇所や調査方法、修理の工法によって異なります。

ここでは、雨漏りの修理に必要な修理費の相場についてご紹介します。

 

被害が軽微な場合は10万円以下に抑えることも

雨漏りを早期に発見できれば、雨漏りしている箇所をふさぐだけで修繕できるため、修理費用を10万円以下に抑えられることもあります。また、雨漏りの原因が亀裂やひび割れなどの場合は、コーキング材で防水性を高めることで対処できるため、費用は比較的安価で済ませることができるのです。

被害が大きい場合は100万円を超えることも

雨漏りの修理費の相場は?費用を抑えるポイントについて

雨漏りが一カ所にとどまらず、広範囲に及ぶ場合は、大掛かりな工事が必要となります。大掛かりな工事には、足場費や部材の交換費用などが発生するため、修理費は高額になるのです。

 

業者によっては、足場費だけで20万円する場合があり、屋根の下地や防水シートの補修代金まで加われば、50万円程度に膨れ上があります。

また、雨漏りの状態が深刻で、屋根材そのものを取り換える場合は、100万円を超える葺(ふ)き替え工事が必要となる場合もあるのです。

 

 

 

雨漏りの費用負担が増えてしまうケースとは?

雨漏りの修理費用は安く抑えたいものです。しかし、雨漏りへの対処を間違えると、費用負担は増えてしまいます。

ここでは、雨漏りの費用負担が増えてしまうケースについてご紹介します。

雨漏りを甘く見て放置

雨漏りは、対処が早ければ早いほど修理費は安く、遅ければ遅いほど修理費が増えてしまいます。

すぐに対処すれば壁に染みが残る程度であっても、1年放置することで、木材が腐って木枠の交換が必要となる場合があります。また、3年放置してしまうと、黒カビが繁殖し、基礎の部材が完全に腐敗した状態になることもあるのです。

このように、雨漏りを甘く見て何年も放置していると、施工の項目が増え、費用負担が大きくなってしまいます。

 

自分で雨漏りを修理して失敗

軽微な雨漏りであれば、自分で修理することが可能です。しかし、十分な知識を持たずに雨漏りの修理をして失敗してしまうと、雨漏りの状態を悪化させ、費用負担が大きくなる原因となってしまいます。

 

修理費を抑えるポイントは雨漏り箇所の特定

雨漏りの修理費の相場は?費用を抑えるポイントについて

雨漏りの修理費を抑えるポイントは、雨漏りが起きている箇所を特定することです。

 

雨漏りが起きている箇所や、雨漏りの原因を特定することは難しく、雨漏りの修理業者でさえ、判断を間違えてしまうことがあるのです。

雨漏りが起きている箇所を特定できていない状態で修理を始めると、雨漏りは改善されず、修理費は増え続けることになってしまいます。それにより、3年、5年と長期間雨漏りに悩まされている方もいらっしゃいます。

雨漏りが起きている箇所をしっかり特定することが、修理費を抑えるために大切なことといえるでしょう。

 

 

雨漏りの修理は実績がある業者に依頼する

雨漏りを発見した場合、自分で修理して、費用を抑えようと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、雨漏りの規模が小さければ、自分で修理することも可能です。しかし、雨漏りが起きている箇所を正確に把握できていない場合は、雨漏りによる家への損傷が続くことになります。そのため、雨漏りを発見した場合は、早期に修理業者に依頼することをおすすめします。

 

雨漏りの修理は、雨漏りの調査・点検に実績がある業者に依頼するようにしてください。

LIXILグループのJHSエンジニアリング株式会社は、住宅に関する豊富な知識を持ち、精度の高い雨漏りの調査を実施。特殊な7色に発光する調査液『レインボービュー』を使用した雨漏り経路の調査は、雨漏りを起こしている箇所を正確に特定できます。

雨漏りの修理で大切なことは、雨漏りを起こしている箇所を正確に把握することです。できるだけ早期に雨漏りを起こしている箇所を特定して、修理に掛かる費用を安価に抑えましょう。

JHSエンジニアリング株式会社の雨漏り調査・補修】

http://www.j-shield.co.jp/jhs_related/engineering/amamori/index.htm

おわりに

今回は、雨漏りの修理費の相場や、修理費用を抑えるポイントについてご紹介しました。

雨漏りの修理費は、被害が軽微な場合と、大規模な場合とで、かなりの差があります。

雨漏りの被害が軽微な場合は10万円以下で修理することができますし、被害が大規模な場合は100万円を超えてしまうことがあるのです。また、雨漏りに関する知識を持っていないと、修理がうまくいかず、被害が拡大してしまう恐れがあります。

そのため雨漏りの修理は、修理費用を抑えるためにも、できるだけ早期に専門業者に依頼することをおすすめします。

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ジャパンホームシールドは戸建住宅の地盤調査・解析、構造設計、住宅検査を手掛ける企業です。 年間10万件を超える地盤調査・解析実績は国内No.1。 住まいの安全・安心を追求し、住まいづくりに役立つ情報を発信いたします。

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