2018.03.19土地 , 地盤 , 地盤調査・解析

造成地の地盤は安全?購入する時に注意するポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

地盤は安全?造成地を購入するときに注意するポイントとは

土地を購入する上で、地盤の安全性は大変重要です。人工的に造られた造成地を購入する場合、住宅を建てた後の安全性に問題はないのか、不安に感じる方もいるかもしれません。そこで今回は、造成地の特徴や種類、購入時のポイントについてご紹介します。

 

造成地とは?造成地の特徴や種類について

地盤は安全?造成地を購入するときに注意するポイントとは

造成地とは、山地や丘陵地などの斜面を切った田んぼや畑などに土を盛ったり、埋め立てたりして、住宅を建設できる状態にした土地のことです。

住宅地を形成する目的で作られる土地の造成方法には、「切土」と「盛土」の2種類があり、切土と盛土が混在する造成地が多くあります。

 

 

 

 

 

切土とは?

切土とは、山地だけに特定されない高い土地や斜面を切り取って、造成地を作る方法です。一般的に丘陵地に住宅を建てる場合は、斜面を削り取り、切り取った土を盛土にすることで平らな状態にして使用します。

 

切土は、もともとそこにある地面を使用するため、地盤は固くしまった状態です。そのため、新しく土をかぶせた盛土より、地盤の安全性は高いといえるでしょう。切土と盛土にまたがる場合は、強度にバラつきが出るため注意が必要です。

盛土とは?

盛土とは、谷や沼地、田んぼや畑などの上に新しい土を運び入れ、造成地を作る方法です。

また、斜面の上に土を盛り、あるいは低い土地や谷に盛土をすることで、人が住める宅地を造成します。

 

人工的に埋めたてられた盛土は、長い年月によって築き上げられた土地と比較して、強度の面で劣ってしまいます。そのため造成段階で、地盤補強工事を施す場合があります。

 

造成した地盤の問題点

造成した地盤は、長い年月によって築き上げられた地盤と比較して、不均質です。

また、造成方法や含まれる土の性質・種類によって、強さやリスクも異なります。

特に、沼地や水田、河川に近いエリアに造られた造成地や、切土と盛土にまたがる造成地に住宅を建てる場合は、リスクを考える必要があるでしょう。

造成地に住宅を建てる際は、造成状況の確認と地盤調査を行うことをおすすめします。

 

造成地を購入するときのポイント

造成地を購入する場合、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

以下に、造成地を購入する際のポイントについてまとめました。

 

購入前の土地調査

土地の購入を決める前に、以前はどんな状態の土地であったのか、地歴と地質を調査することをおすすめします。

 

購入を検討している造成地が、例えば沼地や河川、水田の跡を埋めたてた場所であれば、弱い地盤である可能性があります。そのような造成地の場合は、土地購入後に大がかりな地盤補強工事が必要になる場合があります。そのため造成地が、もともとはどういった場所であったのかを調べておきましょう。

地歴は国土地理院のサイトや、閉鎖登記簿などで調べることが可能です。閉鎖登記簿は、閉鎖時点でオンライン登録が済んでいる土地であれば、全国の法務局にオンライン申請することができます。

また、地盤調査を行っているジャパンホームシールドの「地盤サポートマップ」のサイトを見ると、その土地の新旧の航空写真を比較することで、造成前の土地がどんな状態であったのかが分かります。

地歴や地質は、造成地を購入するときの判断材料になるため、入念なリサーチを怠らないようにしてください。

地盤対策の有無を確認

地盤は安全?造成地を購入するときに注意するポイントとは

盛土は 地盤の弱さが懸念されるため、盛土で作られた地盤を購入する場合は、地盤対策の補強工事を行ったかどうか、不動産会社に確認しましょう。

 

土の締め固めなど必要な地盤対策を施していない造成地では、盛土や盛土の下の地盤が沈んでしまい、住宅にも影響が出る可能性があります。

一方、適切な地盤対策を施した造成地であれば、盛土であっても、それなりの強度が期待できるでしょう。

地盤の強さは住まいの安全性と直結するため、地盤対策の有無は必ず確認してください。

 

 

地盤調査により造成地の安全を確認

造成地を購入して、家を建てることを検討している方の中には、地盤が安全かどうか、不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人工的に造成された土地の地盤は、自然の地盤よりも不安定です。さらに、盛土をして間もない造成地は、地盤が安定しておらず、地盤沈下が起きやすいです。

そのため、造成地に家を建てる場合は、造成状況の確認や地盤調査を実施して必要な地盤対策を講じる必要があります。

 

地盤調査を実施する場合は、実績のある地盤調査会社に依頼することをおすすめします。

ジャパンホームシールドは、地盤調査・解析実績No.1の地盤調査会社です。SDS®試験(スクリュードライバーサウンディング試験)により正確な地盤のデータを提供しており、地盤解析の品質を保証しています。

造成地を購入される方は、ぜひジャパンホームシールドに地盤調査をご依頼ください。

 

【ジャパンホームシールドの地盤調査】

https://www.j-shield.co.jp/enterprise/ground_survey/ground_system.htm

 

おわりに

今回は、造成地を購入するときに注意するポイントについてご紹介しました。

盛土で宅地造成した地盤は、地盤の強度が低い可能性があります。そのため造成地に土地を購入する際は、地盤の状況を確認しましょう。

地盤の状況や造成状況を確認しておくことで、地盤補強工事の可能性や期間などを検討できます。

住まいの安全性を確保するためにも、造成地を購入するときは、地盤の安定性の確認をしっかり行いましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ジャパンホームシールド株式会社
ジャパンホームシールドは戸建住宅の地盤調査・解析、構造設計、住宅検査を手掛ける企業です。 年間10万件を超える地盤調査・解析実績は国内No.1。 住まいの安全・安心を追求し、住まいづくりに役立つ情報を発信いたします。
ジャパンホームシールド株式会社

最新記事 by ジャパンホームシールド株式会社 (全て見る)

このエントリーにコメントする

必須項目は全て入力してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)